尻尾のある生活

前回のエントリーでもお知らせいたしましたとおり、購入直後のファーストインプレッション第二弾として燃焼実験をしてみたいと思います。

今回は比較用に液燃バーナーを用意いたしました。

それでは実験をご覧ください。

火器類の燃焼実験のときはなるべく条件を同じにしたいとので当ブログでは以下の内容で実験しています。

他のブログでもよく見かける１Lの水が沸騰するまでの時間を計測する。

実験方法
トレック1400に水1リットルを入れ水温を計測後、点火されたバーナーに置く。
バーナーの上に置いた時点より時間計測を開始し、温度計が100度を示した時点で時間計測を停止。
水の入れ替え時には5分～10分ほど時間を空け、トレック1400が冷えるのを待つ。

以上の方法を5回繰り返し計測した時間の平均値を出します。

ついでに比較用に用意した他の液燃バーナーは
オプティマス　NOVA No.82


Kovea Booster ＋１（購入記事はこちら）


そしてガスバーナー代表としてプリムスの2243にご登場いただきました。


それぞれのメーカーから発表されている公称値は

Mukaストーブ　4000Kcal（ただし点火後5分）
オプティマスNOVA No.82　2451Kcal（メーカー公称値は2850w なので0.860を掛けてカロリーに変換）
KOVEA Booster+1　2420Kcal（ホワイトガソリンの場合。ガスだと1800Kcal)
プリムス　2243　3800Kcal

っとなっています。
実験途中の写真とか載せても面白くないのでさっさと結果の発表と逝きます。

実験条件
室温　26度
水温　25度
使用クッカー　スノーピークトレック1400(アルミ)
使用燃料　スノーピーク製ホワイトガソリン

SOTO　Mukaストーブ
4分15秒

プリムス　2243
5分32秒

オプティマス　NOVA No.82
5分34秒

KOVEA　Booster +1
3分38秒


すべて5回計測し平均を載せています。

以外だったのはKOVEAの沸騰時間が短いということです。
メーカー公称値はそれほど大きくないのですが、実際に実験してみるとお湯が早く沸くのです。考えられるのは他のメーカーは炎がクッカーの外に逃げてしまい熱効率が悪くなっているということでしょうかね？
このあたりはいずれ検証してみたいところではあります。

とりあえず、2243の3800Kcalよりも大きいと言われているMukaですが、ホワイトガソリンで4000Kcalはあながち嘘ではなさそうということですね。ただし、計測値が点火後5分以内のデーターからということと、取り扱い説明書によればSTART位置で圧縮空気をかなり使うようで炎が安定したら再度ポンピングが必要であるということです。

今回の実験ではなるべく同一条件ということで、再ポンピングは行っておりません。
再ポンピングしていればまた少しは違った結果になったのかもしれません。とりあえず、室内で無風という条件下での実験ですのでフィールドでしかも冬季の寒いところではどのような結果になるのか想像できませんが、こちらの結果が購入の参考になればっと思います。

最後にBooster+1の実験中の動画をあげておきます。